福島民報社、2004年03月04日
只見町“合併しない宣言”/HPで公表町民参加で町づくり/議会でも表明
只見町は3日までに、合併しないことを正式に決め、実質的な“合併しない宣言”となる「市町村合併に対処する方針」を町のホームページで公表した。小沼昇町長は「住民の多くが合併を望んでいない上、地理的条件などを総合的に検討しても合併のメリットが見当たらない」としている。
「方針」によると、来年3月末を期限とした現在の合併特例法による市町村合併について「町は合併を選択せず、住民の自立と参加による町づくりを進める」としている。
理由に(1)住民懇談会で合併に否定的な意見が多かった(2)生活圏としての独自性があり、合併しても地域発展の可能性は薄い(3)町議会も昨年3月に「現時点では合併すべきでない」との見解をまとめており、その後も大きな状況の変化がない―ことなどを挙げている。
町は新年度から町振興計画の見直し作業に着手し、独自の町づくり構想をまとめる。同時に行財政改革プログラムづくりにも取り組み、6月ごろからは住民説明会も開催する予定。
「方針」は小沼町長が2日の3月定例議会で表明した。