2県議の懲罰動議 23日提出 県議会、元知事汚職代表質問で
徳島県議会は二十二日開いた議会運営委員会で、元知事汚職事件の刑事記録を代表質問で引用するなどし議会の品位を失墜させたとして、豊岡和美(県民ネット)山田豊(共産)の両氏に対する懲罰動議を二十三日の本会議最終日に提出することを決めた。
懲罰動議は自民県民会議、自民交友会両会派の六人が五日、遠藤一美議長に提出していた。本会議では、両氏への懲罰動議を個別に審議し、それぞれ採決によって懲罰特別委員会の設置を決める予定。
豊岡、山田両氏は四、五両日の代表質問で、元出納長らが東京地検の調べに対して供述した内容を引用。元出納長が談合の実態を黙認していたことや、工事公告書を入札前に後援会事務所長に渡したことなどを明らかにした。
懲罰動議の提出をめぐっては、「汚職調査団の提言を生かす会」が十九日に慎重な対応を求める要望書を議長に提出。新日本婦人の会県本部も二十二日午前、動議の撤回を求める議長あての要請書を提出した。
このほか、元県民環境政策課係長の江本広幸容疑者(40)=十九日付で懲戒免職処分=が住居侵入容疑で逮捕された事件について、迫田英典企画総務部長は「今後再びこのような事態を招くことがないよう、職員の綱紀の保持を徹底し、県民の信頼を確保したい」と述べた。
徳島新聞、3月22日