一部事務組合に関する発言2004年07月07日

滋賀県豊郷町の6月定例議会で事務組合である火葬業務を巡る今村恵美子議員(共産)の発言が議長権限で制止され、議場は一時混乱した。

毎日新聞の記事から

議長権限で火葬業務発言を制止 議事録からも削除−−豊郷町議会 /滋賀

斎場問題で、彦根市長らに公開質問状提出−−豊郷町議4人 /滋賀

7月6日付京都新聞から
一般質問不許可の取り消しなど求める、 豊郷町の議員 審決申請書を提出

ご参考までに、豊郷町議員、安田進さんのサイト

一部事務組合にも議会があり、組合の運営に関してはそこで質疑されるものであり、自治体の議会ではその予算措置についてのみ質疑できると理解しています。
新聞記事だけでは、議会の旧守体質が問題になっているのかどうかが良くわかりません。
今村議員の質問内容など詳細は安田議員の掲示板にて問い合わせ中ですが、ご返事があり次第検証してみたいと思います。

Kyoto Shimbun News 2004年7月6日(火)

一般質問不許可の取り消しなど求める
豊郷町の議員 審決申請書を提出

 議長が一般質問を許可しないのは議会議決権限と議員調査権を損なうものだとして、豊郷町の今村恵美子議員が6日、元持弥一郎議長が行った一般質問不許可処分の取り消しなどを求める審決申請書を国松善次県知事に提出した。

 今村議員は先月16日の6月定例会で、大野和三郎町長が昨年7月、火葬業務休業日に管理者決済なしに副管理者として職務命令で業務を行わせたのは条例や斎場施行規則に反するとして、経緯の説明を求める一般質問を行おうとした。しかし元持議長は「質問内容は町の一般業務に当たらず、町議会規則に該当しない」として質問を不許可処分とし、発言を議事録から削除した。

 申請書では、質問は豊郷町を含む彦根市など1市3町の負担金で運営する斎場に関することなので、その予算審査権限を持つ町議会で一般質問をするのは、議会議決権限と町議調査権に該当するとしている。

 県市町村振興課は「審決申請は議員の除名処分などの例はあるが、質問不許可取り消しを求めたケースは聞いたことがない」としている。
 審決請求は地方自治法に規定があり、権利侵害が認められた場合は是正裁決が出され、法的拘束力を持つ。


議長権限で火葬業務発言を制止 議事録からも削除−−豊郷町議会 /滋賀

 豊郷町の6月定例議会は16日開会。彦根犬上広域行政組合の斎場「紫雲苑」(多賀町)で休業日に行われた火葬業務を巡る今村恵美子議員(共産)の発言が議長権限で制止され、議場は一時混乱した。議長は今村議員のこの部分の発言は無かったものとするとし、今村議員は「非民主的な議会運営。(発言を)議事録に残すよう不服申し立てをする」と話している。

 今村議員や関係者によると、同斎場は条例で休業日を毎月第1、第3日曜日などとしているが、昨年7月6日の休業日に業務を行った。今村議員は「管理者の中島一・彦根市長と連絡がつかず、当時、筆頭副管理者だった大野和三郎・豊郷町長の決裁で実施された」としている。

 今村議員はこの問題で10日に発言通知書を議会事務局に提出。元持弥一郎議長が「豊郷町の一般事務には当たらず適切ではない」と取り下げを求めたが、今村議員は拒否。本会議当日の一般質問事項の中で、この項目だけが削除されていた。

 一般質問は、元持議長が「通告外の発言は許可しない」と注意した後、始まった。今村議員が通告の7項目に続き斎場問題を取り上げると、元持議長が「議長職権です。降壇しなさい」などと制止。今村議員の発言は続き、議場からやじが飛んで一時混乱し、発言は途中で遮られた。今村議員は「(議長の)職権乱用」と抗議し、他項目の再質問はせずに降壇した。

 元持議長は「一部事務組合の運営に関しては(町の)一般事務に当たらない」など3項目の議長見解を全議員に配布。今村議員は「町が負担金を出している行政組合の問題を(町議会で)取り上げるのは当然のこと」と話している。【松井圀夫】
毎日新聞 2004年6月17日


斎場問題で、彦根市長らに公開質問状提出−−豊郷町議4人 /滋賀

 彦根犬上広域行政組合の斎場「紫雲苑」(多賀町)で昨年7月6日の休業日に、当時斎場の筆頭副管理者だった大野和三郎・豊郷町長の許可で火葬業務が行われたとして、超党派の豊郷町議4人が21日、管理者の中島一・彦根市長と副管理者の犬上郡3町長に公開質問状を提出した。7月1日までの回答を求めている。

 質問状は今村恵美子(共産)、安田進、伊藤寛、伊藤定勉(無所属)の各町議の連名。安田、今村両町議が同斎場で、北川孫太郎・同組合事務局長兼場長に手渡した。

 質問状は、大野・豊郷町長に対しては、組合の施行規則のどの許可条項に基づいて使用許可したのか▽職務命令を出すまでの経過説明−−など3項目を質問。他の3市町長に対しては、職務命令で休業日の火葬業務が行われたことを知ったのはいつか▽この問題に対する見解と住民にどう説明するか−−など4項目の回答を求めている。

 この問題を巡っては、16日の豊郷町定例議会で今村議員が発言通知を出したが「町の一般業務には当たらない」として議会運営委の了承を得て議長権限で発言が許可されなかった。今村議員は「非民主的な議会運営」と抗議している。

 休業日に火葬業務を行ったことについて、組合側は毎日新聞の取材に対し「正常なことではないが、(筆頭副管理者の)職務命令と言われ断れなかった」と話している。【松井圀夫】
毎日新聞 2004年6月22日

投稿者 聞きかじり : 2004年07月07日 19:59
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