練馬区議の野崎たかおさんが、多摩市議会を傍聴されてその感想を「形骸化していない本会議」と言う記事に書かれています。
多摩市議会の議場は起伏のない平場に議員の席が配置されており、傍聴席から議員の席までは、数メートルしか離れていません。
私が理解している「議会」というのは、鹿児島市議の小川みさこさんの掲示板(過去ログ)に書いたものを転載します。
一般的な話ですが、議会が始まる前に「全体協議会」と言う非公式の会議で、理事者(部長以上?)からいろいろな説明や、議員からの意見が出ます。
しかしその前に「会派代表者会議」と言うやはり非公式の会議で、理事者との根回しが行われます。
ほとんどの問題はここで決められてしまいます。
各委員会ではかなり本音の議論がされますが、「会派代表者会議」の意向に沿ったものがほとんどです。
そしてその後の本会議では、ほとんど「議事録を起こす」ための発言となります。質問通告を無しにしたらどうかと言う意見がありますが、理事者側が充分な資料が無い発言が「議事録に残る」事を避けますから、充分な解答を得られません。
充分な資料を用意させた上で、「質問」で追及するのはずいぶんと技量が必要だと、ベテランの野党系議員さんがおっしゃっていました。つまり「本会議で見せることのできる議員」と言うのはほんの一握りで、傍聴されるなら委員会のほうがよほど意義があると思います。
本会議を傍聴される意義は、議員の賛否を見れることです。これは地方議会ではどこにも公表されないからです。
街中でのお話と、議会での発言や賛否を比べてみると、とても面白いことになると聞いています。かなり端折りましたが、議会運営と「傍聴のツボ」でした。
それにしても、議事録の修正が出来ないはずなので、削除することになりますが、議員と言う人種は、白熱した本会議でも修正(や削除)の必要が無い議論ができるものなのかと、感心しながら読ませていただきました。