朝日新聞大阪版、2004年12月22日の記事から。
実質的な議論になるように、少しずつ広まってきているようですね。
府議会は、来年2月の定例会から、本会議で質問者と答弁者が向かい合う「対面式」を導入し、2回と定められている質問回数の制限を撤廃する意向を大筋で固めた。8日に議会運営委員会理事会を開き決定する。持ち時間内なら何度でも質問ができるようになり、個々の質問にその都度答える「一問一答」も可能になる。議員側には「予定調和でない議論となり、活性化につながる」と期待の声があるが、府側からは「想定外の質問に答えるための勉強が大変」といった不安も漏れる。
府議会事務局などによると、三重県、栃木県議会などが本会議で対面式を採り入れているほか、一問一答も複数県で導入されているが、都道府県議会ではいずれもまだ少数という。
現在、質問する議員は「ひな壇」と呼ばれる、知事ら府の幹部が座る席を背後に、壇上から議員席や傍聴席に向かって発言。代表質問では、自民が90分、民主、公明が各75分など、会派の人数に合わせて持ち時間を配分し、一般質問では1人20分と決まっている。
議員が質問をすべて読み上げた後、知事や担当部長などがまとめて答弁する「一括質疑方式」で、答弁内容は事前に議員と府側が調整し、質問は2回までに限られている。
こうした現状について、議会内部から「追及する相手に向かって発言すべきだ」「議会に緊張感が足りない」などといった指摘の声もあり、若林勝雄議長が今年5月に選出された直後、議会改革のひとつとして、対面式の採用と質問回数の制限撤廃を提言していた。
府側と議員による事前の答弁調整は従来通り継続する予定だが、議員側には、「質問を繰り返すことで本音が引き出せる」と期待する声がある。
対照的に、答弁する側のある府幹部は「一問一答形式の委員会では複数の職員が答えているからいいが、1人で答える本議会の質問では、こちらも十分に勉強していかないといけない」と話している。
投稿者 聞きかじり : 2004年12月23日 13:30