幸手市:市議の懲罰可決 当人は陳謝拒否 at 2005年06月02日

埼玉新聞の記事より。

この件については「枝久保市議が「陳謝」へ。幸手市議会、懲罰委が結論」でも書きましたが、懲罰にいたる経過に問題はないと考えます。
問題は懲罰動議にいたる経過であり、懲罰審議における各議員の発言・態度だと思います。

この後は更なる懲罰によって出席停止に追い込まれることは間違いが無いでしょう。
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市議への懲罰なぜ?議会の在り方考えよう、幸手 at 2005年05月28日

埼玉新聞の記事から。

議員削減の是非はともかく、日ごろは市民から分かりにくい議会の在り方を検証する意味でも今回の質問状は重要だ。

確かに重要なんですけどね、議員定数の削減は委員会で審議中だったはずです。

幸手市の例規集より「幸手市議会会議規則」第6章 懲罰にはどんな基準を懲罰の対象とするか書かれていません。
一般的には「議員が名誉を傷つけられた、議会の品位を貶めた、議会を軽視した」などが基準になりますので、ほとんど感情的に懲罰が課せられます。
従って懲罰の是非を問うより、そのときの各議員の言動を明確にすることで、次の選挙の判断材料とする方が賢明だと思います。
委員の選定疑惑も、議長の恣意的選定であり、規則にのっとったものであるならば問題はないでしょう。

マスコミはこのような「市民運動」を煽るのではなく、議会で何が起こったのかを取材・報道して欲しいと思います。

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幸手市の騒動 at 2005年04月28日

幸手市では合併を巡り市長のリコールをしていたようですね。
しかも当時は「市民クラブ」と称し9名いた議員が、現在は分裂して別々の会派となっているようです。
これらの騒動が尾を引いているようです。

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枝久保市議が「陳謝」へ。幸手市議会、懲罰委が結論 at 2005年04月28日

委員会無視の定数削減案提出で懲罰委設置の続報です。

埼玉新聞の記事です。
枝久保議員のサイト
「全国議員サイト」」から幸手市議のサイト

懲罰の多くは、「議会の品位を汚した」ことが理由となるので、法律論を持ち出しても無意味なことが多いです。
ただし、このような事例をしっかりと見つめて、誰がどのような発言をしてどのような結論を下したか、それによって有権者が判断すべきものだと思います。
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千葉県白井市の懲罰 at 2005年04月21日

久しぶりにその経緯が解る懲罰を発見しました。
たまにはグーグルしてみようと例によって「議会、懲罰」と入れてみました。
そこで見つけたのが、「千葉ニュータウン用語辞(事)典」の「議会内私刑」と言う記事です。
早速「白井市 松井節男 懲罰」もグーグル。
白井市議会議員、岩田のりゆきさんのサイトにたどり着く。
議会報告」に経緯が掲載されていました。
アーカイブしておきたいので、岩田さんの許可が得られれば、「懲罰記事」を転載させていただきたいと思います。

4月22日午前6時40分追記:岩田さんからすがすがしい許諾を頂きましたので、関係記事全文を転載させていただきます。
同午後1時追記:白井市議会議員の柴田さんのブログを発見。
同記事にトラックバックされている「風のまにまに」さんにもTB!
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委員会無視の定数削減案提出で懲罰委設置 at 2005年03月24日

埼玉新聞の記事より

枝久保議員のサイト
現在のサイトには、特に問題になりそうな文章はないと思っていたら、掲示板が設置されていたんですね。
また、日記では近隣の議員などの個人攻撃をしていた模様です。こことかも参照。

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袖ヶ浦市議会選挙結果 at 2004年10月25日

風のまにまに(by ironsand)」さんから、私が以前に書いた「袖ケ浦市議会、篠崎議員の戒告可決」に「[地方行政][人権]破廉恥な袖ケ浦市の市議たち」という記事のトラックバックをいただいた。

袖ヶ浦市民の方だろうか。もしそうなら見ていただいてうれしい。
個々の案件について、私は経緯等を詳しく知らないのでコメントを控えますが、懲罰の直後に選挙があり、その結果だけは記しておきます。

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袖ヶ浦市議会の懲罰、東京新聞 at 2004年09月24日

東京新聞の記事から。
篠崎・袖ケ浦市議の懲罰問題、12議員が反対声明

議会構成
新政会、8名
一水会、7名
市政懇話会、4名
市民クラブ、2名
公明党、2名
鐸政会、2名
共産党、2名
無所属、1名

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袖ケ浦市議会、篠崎議員の戒告可決 at 2004年09月23日

毎日新聞、2004年09月23日の記事から。

久しぶりの「懲罰記事」となりました。
一般質問中に発言席を離れることが、秩序・品位にかかわるのかどうか、少し調べてきましょう。

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揺れる県議会「懲罰動議」って? at 2004年03月25日

3月14日
3月3日、県民ネットワーク夢を代表して豊岡和美さんが質問をした。
この中で、東京地検より入手した刑事確定記録を引用しながら談合の実態を追求し、談合防止策の見直しを求めたことに対し、自民党2会派6人の連名で懲罰動議なるものが出された。

「チョウバツドウギ?」初めて聞く言葉である。
内容は以下のとおり。

・ 豊岡和美議員に懲罰を科されたい。
理由
3月3日に行われた代表質問において、東京地検より一部議員が入手したとされる刑事確定記録を基に発言した中において、関係人の名誉や生活の平穏を害する部分があると認められ、議会の品位を著しく失墜させた。

全く同じ懲罰動議が、翌日の4日に代表質問をした共産党の山田議員にも。山田議員の質問は、論点もすばらしく、思わず拍手したくなるようなすばらしいものだった。

中でも「刑事記録の資料として添付してある元知事の後援会の裏金の通帳のコピーを調べたのか?」と県警に迫るシーンは特に迫力があった。
(このコピーには、数名の県議の名前も出ているのだ・・・)

また、刑事記録によると談合が明らかなのだから、県は業者に対し損害賠償請求をすべきで、それをやらないのなら「怠る事実」として知事は訴えられても仕方がない、と迫った。

県警の答えは、予想どおりで「捜査上の秘密」と全く答えない。

豊岡、山田両議員の引用については、東京地検に再三にわたり了解を取っているし、元出納長の記述は汚職調査団の報告書の中に明記されており、県のホームページ上でも公開されている。みだりに引用しているのではなく、議論の為の最小限にとどめているし、プライバシーにも配慮し、個人名は一切出していない。

事実解明と談合防止が県民の財産を守り県政の信頼回復につながるし、汚職、利権構造の一掃という県民の願いのために質問するのは議員としての使命だ。

豊岡さん曰く、「 正当な議論を封じ込めようとする態度に対し、断固抗議したい!」最近ますます強さとたくましさに磨きをかけている。(そしてかぎりない優しさも健在。)

23日閉会日に懲罰動議委員会が開かれる予定のようである。賛成多数で認められると(1)戒告(2)陳謝(3)10日以内の議会出席停止(4)除名、のいずれかになるらしい。
「除名」には議員の3分の2以上の出席のもと、4分の3以上の賛成を要するので難しいだろうし「戒告」はあり得ないので「10日以内の議会出席停止」になる可能性が強い。

ちなみに過去4年間全国で懲罰動議の出された都道府県議会はゼロ。

その理由と共に全国ニュースになれば、徳島県議会は全国区で恥をかくことになるのだろうか・・・。

23日に傍聴においでれば、本当に議会の品位を失墜させているのは誰なのか、わかるかもしれませんね。

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県議会、懲罰委設置決める at 2004年03月24日

県議会、懲罰委設置決める 山田氏(共産)刑事記録引用で

 徳島県議会二月定例会は二十三日午前十一時三十八分、本会議を再開し、元知事汚職事件の刑事記録を代表質問で引用するなどし議会の品位を失墜させたとして、自民系二会派の六人が提出した山田豊(共産)豊岡和美(県民ネット)の両氏に対する懲罰動議の審議に入った。まず山田氏の動議について審議し、懲罰委員会の設置が決まった。懲罰委員会の設置は一九八五年二月定例会以来、十九年ぶり。

 竹内資浩氏(自民県民会議)が提案者説明に立ち「(山田氏の)一連の発言は、個人を特定でき、その人のプライバシー、人権にとって大変な問題だ」と強調。その上で「検察の調書は裁判に至る過程のものであり、その刑事記録を手に入れたからといって何でもありの発言をしていいものか」と述べた。

 これに対し、古田美知代氏(共産)が質疑で「懲罰動議は汚職構造の解明にふたをしようとするもの。代表質問に当たり東京地検に何度も問い合わせ、プライバシーを考慮する必要はあるが、刑事記録の引用は構わないと確認している」と反論した。

 山田氏は「公人たる元出納長が公的な行為の中で違法なことをしていたことが刑事記録から明らかになったのだから、議会の場で再発防止のために厳正な調査、対処を求めることは議員としての最低限の責務。懲罰動議は言いがかり以外の何ものでもない」と弁明した。

 この後、起立採決した結果、賛成多数で懲罰委員会の設置が決まった。委員会で懲罰内容を協議し、本会議で採決する。

 山田氏は四日の代表質問で「元出納長は文学書道館の工事公告書を入札前に(元知事の)後援会事務所長に渡したと供述している」と述べたほか、建設業者の供述内容などを明らかにした。

 また開会に先立ち、吉田益子氏(県民ネット)が昨年十二月の山川町議選の候補者四人に各一万円を渡し、公選法違反容疑で徳島地検に書類送検されたことを陳謝した。  
徳島新聞、3月23日

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2県議の懲罰動議可決 at 2004年03月24日

2県議の懲罰動議可決 県議会、3日間の出席停止処分に

 徳島県議会は二十三日午前十一時三十八分、本会議を再開。元知事汚職事件の刑事記録をもとに代表質問で元出納長の供述を引用するなどして議会の品位を失墜させたとして、自民系二会派の六人が提出した山田豊(共産)豊岡和美(県民ネット)両氏に対する懲罰動議を賛成多数で可決、両氏を二十三日から三日間の出席停止処分にした。懲罰動議が可決、執行されるのは一九八五年以来十九年ぶり。動議の手続きに時間を要したことから会期を一日間延長し、他の議案審議は二十四日未明まで続いた。

 山田氏に対する懲罰動議は、竹内資浩氏(自民県民会議)の提案者説明に続いて質疑と山田氏自身の弁明を行った後、自民県民会議、自民交友会、公明の賛成多数で懲罰特別委員会(中谷浩治委員長、十人)の設置を決め、同委員会で懲罰内容を非公開で協議した。豊岡氏に対する動議についても藤田豊氏(自民県民会議)が提案者説明をした後、同様の手続きがとられた。

 いずれの委員会でも「(山田、豊岡両氏の発言は)個人を特定でき、プライバシー保護の観点から刑事確定訴訟記録法に抵触する」などとし、両氏の出席停止処分を決めた。

 本会議では山田氏に対する動議の採決に当たり、吉田忠志氏(自民交友会)が賛成の立場で、黒川征一(新風)ら三氏が反対の立場で討論。吉田氏が「刑事確定訴訟記録法は、引用についてもプライバシー保護を重視しており、これに抵触すると言わざるを得ない」と指摘したのに対し、黒川氏らは「東京地検から引用できることは何度も確認しており、懲罰動議は真摯(しんし)な議論を数の力で封殺する暴挙だ」と反論した。

 また、豊岡氏に対する動議の採決に当たっては、福山守氏(自民交友会)が賛成討論、古田美知代(共産)ら三氏が反対討論した。

 それぞれの動議について起立採決した結果、自民県民会議と自民交友会が賛成したのに対し、新風、共産、県民ネット、一新会が反対、公明は退席した。

 懲罰を受けた山田氏は「汚職構造にふたをしようとするもので不当。訴訟も視野に入れて対応する」と反発。豊岡氏も「一片の道理もない懲罰だ。今後も刑事記録を活用して汚職構造の解明に取り組む」と話した。

 山田氏は四日の代表質問で「元出納長は文学書道館の工事公告を入札前に渡したと供述している」などと述べた。豊岡氏は三日の代表質問で、元出納長の徳島地検での供述として「県発注の公共工事の入札でも談合が行われていた。きちんと工事が完成すればいいと思っていたので、黙認していました」などと調書を引用した。 
徳島新聞、3月24日

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県民無視 不毛の論議 懲罰動議可決 at 2004年03月24日

県民無視 不毛の論議 懲罰動議可決、傍聴席から批判の声

 山田豊(共産)、豊岡和美(県民ネット)両氏への懲罰動議を可決した二十三日の徳島県議会本会議。「全く不当な懲罰動議」「議会の品位を汚した」と賛否双方の意見が激しく対立したまま、審議は深夜にずれ込んだ。二回の懲罰特別委員会は計五時間余りに及んだものの、非公開のため、傍聴席の県民には事態の推移は分からない。再開を待ち続けた人たちからは「県民無視の不毛な議論」と批判の声が漏れた。

 午前十一時半すぎに始まった本会議。まず山田氏への動議の審議が始まる。「発言には関係人の名誉や生活の平穏を害する部分があった」と竹内資浩氏(自民県民会議)が提案理由を説明すると、古田美知代氏(共産)は「具体的に、どの部分が名誉を害するのか」と質疑をぶつける。自民系会派からはやじが飛んだ。

 本会議を小休し、山田氏の動議の扱いを決める懲罰特別委員会が始まったのは午後一時四十分ごろ。傍聴席では約十人が待たされ、北島町中村の無職大西正さん(68)は「なぜこうなるのか議論の中身が重要なのに、委員会も秘密会となって、どんな議論がされているのか分からない。イライラが募るばかり」と憤まんやるかたない表情。

 再開後、討論などを経て動議が可決されたのは同六時すぎ。次いで豊岡氏への懲罰動議を取り扱う懲罰特別委員会は、同七時すぎから始まり、本会議は再び長い小休に。

 議場では賛否が分かれた議員も、長い小休を挟んで夜にずれ込んだ議会に、一様に疲れ気味。懲罰動議に反対の立場の議員は「最初から意味のない動議だ」と話す。自民系会派の議員の一人も「早く終わってほしい」と時計を眺めた。

 同十時四十分ごろ、豊岡氏への懲罰も山田氏と同様に「三日間の出席停止」と決まった。同一時ごろから傍聴席にいた「汚職調査団の提言を生かす会」の世話人代表池添章さん(68)=徳島市西新浜町一=は「事実を明らかにする発言がなぜ懲罰の対象となるのか」と首をかしげた。
徳島新聞、3月24日

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山田県議 出席停止3日 at 2004年03月24日

県議会は最終日の二十三日、有罪判決が確定した元知事の汚職事件の刑事確定訴訟記録を引用して代表質問を行った山田豊議員(共産党県議団)と、豊岡和美議員(県民ネットワーク・夢)に対する懲罰動議が提出され、審議が先に行われた山田議員について、同日から三日間の出席停止処分を可決した。懲罰動議の可決は一九八五年の二月定例議会以来十九年ぶり。豊岡議員の動議についても審議され、深夜まで論戦が続いた。

 代表質問で山田、豊岡両議員が、同記録から個人を容易に特定できるような役職名を用いて具体的な証言などを紹介したとして、自民党系二会派の議員が「関係人の生活を侵害する恐れもあり、議会の品位を汚した」と反発して提出した。

 まず、山田議員に対する動議が審議され、竹内資浩議員(自民党県民会議)が提出理由を説明。山田議員は「引用することは検察庁の了解も得ており、汚職構造の解明を妨害するもので動議は全く不当」と反論したが、懲罰にかけるかどうかの採決が取られ、賛成多数で可決した。この後、懲罰特別委員会(中谷浩治委員長、十人)が設置され、「個人を特定できるもので、配慮が必要だった」として山田議員の三日間の出席停止を決定。本会議でも賛成多数で可決された。引き続き豊岡議員に対する懲罰動議も審議された。
読売新聞、3月24日

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徹夜県議会、審議16時間 at 2004年03月24日

徹夜県議会、審議16時間 議員は疲れた表情で議場後に

 議案審議が二十四日未明までずれ込んだ徳島県議会二月定例会。懲罰をめぐって与野党が激しく対立した二十三日とは異なり、日付が変わってからは淡々と議事が進んだ。それでも閉会したのは午前三時四十分すぎ。会期を一日間延長しての審議は十六時間に及び、各議員は疲れた表情で議場を後にした。

 二十四日午前零時十分、本会議が再開された。総務委員会の委員長報告のため壇上に立った来代正文氏(自民県民会議)は「時間も時間なので少々省いて報告させていただきます」。前日午前の再開時からすでに十三時間近くがたち、各委員長の報告が続く間、議員は目をこすったり、あくびをしたり。

 徹夜議会は、戦後五十年の決議案の扱いをめぐり意見が割れた一九九五年の六月定例会以来。ひな壇に座る理事者側の一人は小休中に「何もしゃべる場面がなくても結構緊張感があります」と苦笑いを浮かべる。

 元知事汚職事件の刑事記録を引用して代表質問をしたとして、前日に「三日間出席停止」の懲罰を受けた山田豊氏(共産)は、本会議や委員会に出席できないため、ずっと控室で待機。「懲罰は県民への挑戦だという立場で、汚職構造の解明に全力を尽くす」と力を込めながら成り行きを見守った。

 議長、副議長の選出などを終え、午前三時四十三分にようやく閉会。中谷浩治氏(自民県民会議)は「昔は徹夜議会もよくあったけど、最近では久しぶり。懲罰委員会では委員長も務め、正論がぶつかり合う議論でいい勉強をさせてもらった。大きな人生経験になった」と最長老らしく振り返った。

 午前四時前、各会派へのあいさつを終えた飯泉嘉門知事は「疲れましたか」と報道陣から聞かれると「いや、絶好調」。しかし、県立中央病院の医療ミスや県職員の逮捕で陳謝したことに質問が及ぶと「重い議会だったね」と渋い表情を見せた。
徳島新聞、3月24日

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2県議の懲罰動議 23日提出 at 2004年03月23日

2県議の懲罰動議 23日提出 県議会、元知事汚職代表質問で

 徳島県議会は二十二日開いた議会運営委員会で、元知事汚職事件の刑事記録を代表質問で引用するなどし議会の品位を失墜させたとして、豊岡和美(県民ネット)山田豊(共産)の両氏に対する懲罰動議を二十三日の本会議最終日に提出することを決めた。

 懲罰動議は自民県民会議、自民交友会両会派の六人が五日、遠藤一美議長に提出していた。本会議では、両氏への懲罰動議を個別に審議し、それぞれ採決によって懲罰特別委員会の設置を決める予定。

 豊岡、山田両氏は四、五両日の代表質問で、元出納長らが東京地検の調べに対して供述した内容を引用。元出納長が談合の実態を黙認していたことや、工事公告書を入札前に後援会事務所長に渡したことなどを明らかにした。

 懲罰動議の提出をめぐっては、「汚職調査団の提言を生かす会」が十九日に慎重な対応を求める要望書を議長に提出。新日本婦人の会県本部も二十二日午前、動議の撤回を求める議長あての要請書を提出した。

 このほか、元県民環境政策課係長の江本広幸容疑者(40)=十九日付で懲戒免職処分=が住居侵入容疑で逮捕された事件について、迫田英典企画総務部長は「今後再びこのような事態を招くことがないよう、職員の綱紀の保持を徹底し、県民の信頼を確保したい」と述べた。
徳島新聞、3月22日

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【阿部氏の発言不適当と判断】[県会議運 対応協議へ] at 2004年03月14日

県議会は9日、議会運営委員会を開き、同日の一般質問に登壇した阿部悦子氏(環境市民)の発言に不適当な部分があったとして今後,対応を協議することを確認した。
議会運営委員会で本会議は約一時間半中断した。議運委側が不適当な発言としたのは,生徒へのセクハラで懲戒免職された県立高校実習助教諭に関して再質問した阿部氏が、昨年八月の文教委員会会議録が、「事実と違うように思う」「会議録は間違っていると思う」と述べた部分。
議運委の高門清彦委員長は「会議録には署名議員がいる.会議録の否定は議会運営自体を否定したことになる」と説明している。
同日午後に急きょ開かれた議運委では、「(会議録の否定は)議員一人一人の侮辱であり、重大な問題」(柳沢正三氏)などとして阿部氏の処分を求める意見もあった。
しかし文教委で会議録の内容についてあらためて協議し、議運で方向性を出すこととした。
八月の文教委の内容をめぐって阿部氏は一般質問の中で「(教育長は)セクハラ教師も暴力教師も(本県には)一人もいないと断言した」のに対し、会議録では「それほど多くの」という言葉になっていたと主張。
一方、答弁に立った野本俊二教育長は、阿部氏の主張は「事実誤認」とした上で、「一人もいない旨、断言したという事実は無く、そのような認識を持っていない」と答えた。
平成16年3月10日「愛媛新聞」

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阿部悦子議員の日記、3月11日 at 2004年03月13日

私への懲罰?

(昨日からの続き)
午後一人目の菅良二議員の時間が終わり、10分間の休憩のため、控室に戻った。それが、15分経っても20分経っても始まりのブザーが鳴らないのだ。
「阿部議員の発言で、議会運営委員会が開かれて、懲罰問題が話し合われているらしいですよ」との話が入ってきた。
ヘエ?と思って40分くらい待っていると、突然、ドカドカと人がたくさん入ってきた。高門議運委員長、田中タカ子副委員長、そして私も入っているグループのオブザーバー、今井議員の3人と、大勢のマスコミの人たち。カメラも2台(たぶん)入ってきた。
そこで、高門議員から用件が話された。一つは、「通告どおりの質問をしなかったことについてどう思うか」私「ハイ、先ほど議場で言いましたように、再質問時間についての認識を間違えたこともあって、質問を残したことについては、お詫びします」と答えた。
高門委員長は、「開かれていた『議運』では、あなたが、会議録の「改ざん」があったと言ったことで、そのままにしおくと、愛媛県議会の会議録が全て真実ではないように県民に思われてしまう。会議録署名者も間違えて署名したということになる。ですから、これから始まる本会議の席上で、謝罪した上で、ご自分の発言と会議録から削除するよう求めますが、いかがですか?」と言われた。
私は言った。「私は間違ったことは言っていませんので、謝罪も取り消しもお断りします」。委員長は「ハイ、わかりました」と席を立たれた。
委員長もお気の毒なことだ。たぶん議運で、何人もから強い突き上げがあったのだろう。
今井議員は、少しの間部屋に残られて、「ごめんなさいね。私はオブザーバー参加なので、決定権がなくて、意見が通らないのよ」と言われた。私は、「よくわかっています。いつもご迷惑をおかけしてすみません」とお詫びした。

理事者をかばう議会
それからまたまた40分くらい、ブザーは鳴らない。何を話しているのだろうか。だけど私は、謝罪することは何もしていない。
しかし、どうなんだろう。議会とは、行政を監視する機関である。議運で問題にしなくてはならないことは、今日のような、不誠実で時間が過ぎればいい、というような、情けない答弁についてではないのか。議運は、議会の役割を忘れ、ひたすら理事者の立場に立って、理事者を追及しようとする議員を問題にしている。理事者側が議会を軽視するはずだ。何を言っても議員が「身内」になってかばってくれるのだから。これは議会のあるべき姿ではないと思う。

本会議1時間30分の中断
結局、私への「懲罰」をどうするかをめぐって、本会議が1時間30分も中断されてしまった。アーア!こりゃあ大変なことになった。でも、私はこれ以上どうすればいいのだろうか。
2時から始まるはずの、午後2人目の竹田議員の質問は、3時半から開始された。
本会議が終わって部屋に帰ると、スタッフの小倉さんと高橋さんが駆けつけてくださっていた。2人の顔を見ただけで心強い。さっきまでの涙はもう乾いている。
小倉さんから、「問題の去年の日々便りを見たら、教育長は『そのような教師はいないので、アンケートはとらない』と答えたと書いています。もし、教育長が言うように、『それほどはいない』と言ったにしても、それはそれで問題ですよ」と指摘がある。そのうち、1人に記者が、議会運営委員会を聞いていましたが、「阿部議員が、会議録をねつ造したと言った、という前提でねつ造の言葉が飛び交っていましたけど、阿部さんは、この件で「ねつ造」という言葉、使いましたか?ボクは聞いていないけど、ここははっきりしておくべきでしょう」と言いに来てくれた。
また、1人の記者は、「ボクはあの委員会を傍聴しましたけど、『セクハラ教師は1人もいない』と確かに聞きました。これは後で問題になるゾと思ったので、よく覚えていますよ」と言いに来てくれた。

テープ録音
私は、風邪がぶり返して、とても疲れていた。頭が混乱してきた。しかし、と考えた。
今日、本会議を中断して話し合われた1時間半は、私のことが議題であったことは確か。それならば、私がずっと主張してきて、ようやく最近録音することになったテープを聞かせてもらおうと思いついた。
それで、議事課に申し込みに行くと、「その場にいなかった人はテープを聞く資格がないことになっている」という。聞かせてもらえないんだ!「なぜ?私のことが議題なのに?どうして?」と職員に聞くが、「これは議会のみなさんが作られたものですから、私らにそう言われても・・・」と言う。そりゃそうだ。「それでは、録音テープに関する規則がどうなっているのか資料をください」と言って、もらったのが、「愛媛県議会会議録調整用録音テープ等取扱要領」という、長たらしいものである。
読んでみると、「録音テープは、会議録調整の補助手段」と位置づけ、議長、副議長以外の議員は、出席した委員会のテープしか聞けない」としている。また、会議録が作成されたら、テープは「直ちに書記が消去する」としている。
なんだ、こりゃ?こんなんなら、テープをとったと言っても、今までと変わらないじゃない。例えば、今日の私の問題のような時、テープを聞けば済むことになのに、「言った」「言わない」をくり返すことになる。また、今日のように、私が議題の主役なのに、その私はテープが聞けないのだ。
しかし、なぜそんなに早くテープを消してしまわなければならないのか。テープを残しておいて、何かまずいことでもあるのか。
これでは、署名者以外は会議録が正しく作られているかどうか、わからないではないか。確かめる術がない。
テープ録音をすることが決まったころ、もう一つのことが決まったことを思い出した。
今までは、慣例で署名者は与党野党1人ずつとなっており、私は毎回署名者になっていたのだ。そして、事実と違う記述について、何回も申し入れを行ってきた。一度は、どうしても訂正しないので、署名を拒否した会議録もあった。
しかし、テープの録音が始まってからは、私が署名者になる回数がずっと減ってしまった。チェックができないのだ。これでは、何のための録音か。録音は残しておいて、今回のような問題があった時に確認することに意味があるのではないか。

風雲児
3月9日(一昨日)の私の一般質問のことを、昨日から延々と書いている。
考えれば考えるほど、おかしなことばかり。一昨日、私はある人に、「私は愛媛県議会の問題児ね」と言うと、「いや、風雲児でしょ」と言って笑った。私「いつまでも未熟で、再質問だってもっとうまくやれてもいいのにね。もう5年目なんだから」と言うと、「イヤ、阿部さんはそれがいいんじゃないですか。うまくやることを優先するようになったら、アチラのペースにハマリますよ。今日、充分迫力がありましたよ」とも言ってくれた。ちょっとうれしかった。
私としては、反省点も残しているが、次の活動に活かしていこうと思う。
昨日今日と、家にいる。私が所属していない委員会が開催されていて、傍聴したかったのだけれど、ちょっと熱っぽく、咳もかなり出るし、疲労感が抜けない。とうとう風邪を長引かせることになった。
明日の私が所属する文教委員会を休むわけにはいかないので、家で温まって休んでいる。スタッフの人たちが揃えてくれた、教育関連の新聞記事の切り抜きを読みながら、明日に備えている。

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「文教委員会の会議録はねつ造」 県議会での議員発言で紛糾 at 2004年03月13日

9日開かれた県議会本会議の一般質問で、阿部悦子議員(環境市民)が「文教委員会の会議録はねつ造」などと発言したことから、休憩中に急きょ議会運営委員会が開かれ、発言の撤回と陳謝を求めたが、阿部議員はこれを拒否した。今後、文教委で事実確認などを行い、議運委で調整した上で、17日の本会議で結論を出す見通し。

 教育現場でのセクハラ問題についての質問で、阿部議員が「昨年8月の文教委員会で、教育長はセクハラ教師や暴力教師は一人もいない旨断言していた」と発言。野本俊二教育長が「『一人もいない』と断言したのでなく、『それほどの問題は起こっていない』と発言した。会議録にもそう記述されている」と答弁したため、阿部議員が再質問で「教育長の言う通りなら、会議録がねつ造されたことになる」と反論した。

 議運委では阿部議員への批判が相次ぎ、発言の撤回と陳謝を求めたが、阿部議員は「たしかにそう聞いたし、証人もいる」と拒否した。 【沢木政輝】

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岡田志朗議員の日記、3月9日 at 2004年03月13日

[ 県議会一般質問3日目 ]
 午前中の一番目は自由民主党の白石徹議員、お得意のNPO・ボランティア関連の質問で一貫していた。
 二番目も自由民主党の菅良二議員、さすが元町長で内容もしゃべり方も抜群だった。‘三位一体の改革’や‘自治会制度’については特に元理事者として説得力があったし,‘グリーンツーリズム’などの観光・経済関係については「しまなみ」を「内子」に置き換えて、次の僕の質問でそのまま言わしてもらいたいほどで、とても参考になった。
 午後の1時からは、環境市民の阿部悦子さん(あえて議員とは呼ばない)の質問。「今回も何かが起こるのかな」と思っていたら、‘教師のセクハラ問題’の再質問の中で‘なんと!’「昨年8月の閉会中の文教委員会の議事録が間違っている」旨の発言が飛び出した。
 議会事務局の職員が公正に作成し、すでに2人の委員の署名もされている‘議事録’が「間違いだ」というのでは全くお話にならない。「あきれてものも言えない」という言葉はこういう時のためにあるのだろうな、と思った。(最初は教育長や警察本部長の答弁にも「ちょっと淡々としすぎかもな」と感じていたのだが、そんな思いは吹き飛んでしまった。)
 おかげで、休憩中に‘議会運営委員会’が開催されることとなり、最後の質問者の自由民主党・竹田祥一議員の登壇が、1時間半後の3時30分になってしまった。
 今回の竹田議員の傍聴者はご家族とごく親しい方々だけだったのでよかったが、それでもたまったものじゃないと思う。総括的な良い質問だっただけに「水を差された」思いだろうと思う。
 今晩は久しぶりに、自民党の3・4期生の仲間で会食を行った(帽子さんの経営する‘山の手ホテル’に集まった)。全員‘平成会’の同士であり、話に花が咲いた。
2004/03/09(火)

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阿部悦子議員、3月10日の日記 at 2004年03月10日

「私の質問」

昨日のことを、頭の中で色々と思い出してみる。私の質問は、私だけのものではない。スクールセクハラで傷ついた人たちを支援しようと、がんばってきた若い人たち、警官(上司)の異様な付きまとい行為に悩んで自殺された女子警官のご家族の想い、障害児教育の大転換期を迎えて、ご自身の障害のあるお子さんをはじめとした、すべての障害児教育の改善のために活動しておられる人々、中島町や惣川での地域医療のことで不安を抱えておられるあの人、この人、そして、肱川流域で自然と人とのくらしを壊す無駄な山鳥坂ダムに反対して学習と活動をしておられる方々。昨夜遅くまで、国の河川整備計画について細部までレクチャーして下さった方々。具体的な原稿づくりに協力してくださった方々。
私の質問は、こんなに大勢の人々の存在によって作られた。「私の質問」でありながら、「私の質問ではない」のだ。関わってくださった多くの人々のお顔を一人一人思い出しながら、「今日は落ち着いてやるぞ」と決心して、議場に向かった。

答弁
官僚的で心のこもらない、なんてつまらない答弁ばかりだろう。今まで、「特殊教育」といわれてきた障害児教育は、「特別支援教育」と名を変えて、どんなイメージのものになるのかについては、少しわかった。実際の問題は、今後出てくるだろうけど。
中島町立病院は、「民営化も視野」に入れて」というもので、それは気になるが、とにかく前向き検討の答弁だったといえるかもしれない。(役人言葉にはウラがあるので、後々までわからないことが多いのだ)  思っていたとおり、問題は、「山鳥坂ダム」と「セクハラ」だ。山鳥坂ダム問題で、ダムをつくるか造らないかの分岐点となるのは、「基本高水」(100年に一回の洪水の時、どれだけの水の量がピーク時にでるかの予測値)の数値だ。
国が昨年決定した、「基本整備計画」は、ねつ造された数字に基づくものではないか。つまり、昭和20年洪水の時の時間降雨の測定値から割り出したものであるが、実はその値は、肱川流域のものではなく、1000m級の山を越えて60kmも離れた四万十川流域の高知県大正町のものであった。しかも、このことは、昨年まで住民に隠されていたのだ。
この件に関して、土木部長は、あまりにも簡単に認めてしまった。そして、「当時は、肱川流域で測定していなかったために、『近傍の町』のものを使った」と「平気で」か「仕方なしに」かわからないけど答えたのであった。
また、有識者を集めて開催されている流域委員会は、「そのとりまとめを行わない」ことも認めた。とりまとめは、「河川設置者」つまり国であるというのだ。これでは余りにもおそまつ。反対派住民や2つの漁協を排除して行われている流域委員会の委員は、国が作った「事務局案」を追認しつつ、いくらかの意見を述べただけ。「とりまとめ」が行わなければ、彼らの責任も問えないことになる。何という無責任。これを「税金ドロボウ」といわずに何というのだろう。
国は、「山鳥坂ダムを作る」という大前提のために、流域委員会を利用しているだけなのだ。「とりまとめ」も「提言」も行わないのなら、税金を使って仰々しい会をなぜ開いているのか。それは、「ダム造り」におすみつきを与えるためである。こんなことがまかり通っていいのだろうか。
私の2つの指摘を国交省からきた土木部長が認めてしまって、アッケラカンと答えたので。まったく拍子抜けしてしまった。これは、再質問で追求しよう!と即考えた。

ナーニ言ってんだろ?
野本教育長は、答弁に立って、私が指摘した15年前からの助教諭のワイセツ行為について、「確認されていない」「今回在校生へのワイセツ行為以上の解明はされていない」「以前の被害を申し出た人には説明をしてきた」などと、でたらめを絵に書いたような不誠実な答弁を繰り返した。
また、県警本部長は、私のスクールセクハラについてのすべての質問に対して、「同様の相談はあったが、同一案件であるかどうか判断するのは困難。プライバシーに関わることであって、答弁は控えたい」と、まるで「オウム」のように繰り返した。
私は、再質問の時間に言おうと思っていた3本の再質だけでは足りないと思い、急遽山鳥坂ダム問題も入れて、8本の再質問を申し出た(再質問をする前に、 ○番の<1>とか<2>とか、通告しなければならない決まりである)。今考えると、この時の判断は冷静に行われていなかった。残り時間7分(と表示されていた)で、全てができるはずがなかったからだ。いや、でも、やろうと思って登壇したのだった。
しかし、後でわかったのは、7分残っていようと、再質問再々質問は5分以内と決まっていたという。何とケチくさいんだろう。議会は自らのチェック機能を放棄するためにルールを作っているのか!?

説教
再質問に立った私の口から、自然に出た言葉は、「私は、教育長や、県警本部長の誠意のないご答弁を聞いて、ほんとうに悲しいです。子どもたちの問題行動が言われますが、あなた方の中にこそ、闇が広がっているのではないですか。(質問したセクハラのことは)多くの高校生や若い人たちが知っていることです。その人たちに対して(このような大人社会があることを知らせることになって)恥ずかしいです」という意味のことを言った。
議場からは激しいヤジ。「質問になっとらんぞ」「時間がないぞ」「ちゃんと質問をヤレ!」―――そうだ!ここでこの人たちに説教をしているヒマはなかった。「質問しなきゃあ!」
     そして言った。「教育長は(昨年8月委員会で)セクハラ教師が1人もいないとは言っていないと言われましたが(処分が続出しているのが事実なのに)、そして、会議録にも『それほどのセクハラは・・・』と確かに書いていますが、会議録は間違っていると思います。前もって、委員会を傍聴した2人に確かめて証言をしてもらっています」と言ったのである。
委員会で確かに委員長は、「セクハラ教師はいない!」と断言して、私が提案したアンケート調査は「しない」と続けたのだ。
議場からは、「ねつ造というんか!」「ナントカだ!」「カントカだ!」「ケシカラン!」など、いちいち聞き取れないくらいのヤジが浴びせられる。
ハッと我に返る。まだ再質問の事項が残っている。次にいかなくちゃ。
「教育委員会はなぜ女性の人権に配慮がないのかと考えてみますと、女性の登用が遅れているのです。被害を受けた人たちは、教育委員会の中でも女性職員には、共感をしてもらえたと言っています。しかし今、県教委の管理職48人の中に、女性はたった1人です。女性の登用を進めることで・・・」

ちょっと変?
議場のヤジが激しくなり、しきりに「時間だ」「時間だ」と騒がしいので、目の前のランプのついた表示を見ると、「あと3分」とある。そこで続けようとすると、議長が、「阿部議員、時間です。やめなさい」と制止されたのであった。
「ナンデカナー?」と思ったけれど、中断した。結局ヤリマスと通告した質問の半分を残してしまっている。そこで最後に言った。「未熟な再質問ですみませんでした」。議場からは、「反省せーい!」とのヤジ。
廊下で、議会事務局の職員から注意があった。
「阿部議員、例え7分余っていても、再質問時間は5分と決まっていますので」私「そうでしたか。すみませんでした」。
・・・しかし、議会の方も、表示方法を変えたらどうだろうか。あと2分と表示しているけれど、ほんとは終わりなんです、って、ちょっと変じゃない?

涙が止まらなかった私
再質問が終わって席に帰ったら、とめどなく涙が出てきた。通告どおり全部の質問ができなかったこと、性被害を受けて苦しんできた人に聞いてもらえるような答弁を引き出すことができなかったこと、不誠実な答弁に対する怒り、議場からのヤジの挑発に乗ってしまったこと、それらの全てが悲しかったのだ。
私の一般質問後はお昼の時間で、傍聴に来てくださった方々が、部屋に訪ねて来てくださった。みんなの顔をみると、またまた涙涙。
「ごめんなさい。ちゃんと追及できなかった」と私。「悪いのは阿部さんじゃないよ。あの人たちよ」「あそこにいる人たちみんなが、エンデの『モモ』に出てくる『時間どろぼう』に見えました」と、初めて傍聴してくださった若い女性が言われた。
何を聞いても、私は涙が止まらない。昼食も、珍しくノドを通らない。すぐにブザーが鳴って、午後の本会議が始まった。(明日に続く)

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